広島 阪神との直接対決先勝! ゲーム差1に接近 今季初の回またぎ栗林は球団初の新人から2年連続30S

[ 2022年9月13日 21:59 ]

セ・リーグ   広島6―3阪神 ( 2022年9月13日    甲子園 )

<神・広> 8回途中から登板した栗林(撮影・大森 寛明)
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 広島が絶対に負けられない3位・阪神との直接対決2連戦で先勝し、ゲーム差を1に縮めた。

 難敵の青柳に対して前回8月30日の対戦と同様、バッテリーを除く7人の左打者を並べた打線。4回は西川の選んだ四球が先制の起点になった。松山が左前打でつなぎ、坂倉は一ゴロの併殺崩れで1死一、三塁。続く小園も同じだ。二ゴロで懸命に走り、二塁ベースカバーの中野の悪送球も誘って再び併殺をまぬがれ、西川を先制の本塁に迎え入れた。

 2死二塁から磯村は低めのカットボールを捉え、前進守備だった中堅頭上を越える適時二塁打。「追加点を取れて、(九里)亜蓮さんの援護になって良かった」。2者連続の併殺崩れが貴重な2点に結びついた。

 6回は無死満塁から磯村の三ゴロで1点追加。なお1死二、三塁で羽月が左中間へ2点適時二塁打を放ってリードを広げた。

 先発の九里は5回に1点差に迫られたところで降板。代わった森浦が後続の1死一、二塁を切り抜けた。2─6となった8回1死一、三塁で守護神の栗林を投入だ。島田の犠飛で1点は奪われたものの、その後を封じ、今季初のイニングまたぎとなった9回も抑えて30セーブに到達。新人から2年連続の30セーブは球団初の快挙となった。

 14日は森下が予告先発。連勝で虎をとらえる。

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