ヤクルト村上宗隆は「4番・三塁」で無事スタメン 前夜は155キロ直撃、右太腿死球で途中交代

[ 2022年9月13日 17:24 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2022年9月13日    神宮 )

<ヤ・巨24> 高津監督(左)の前で打撃練習をする村上 (撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は13日、神宮球場で行われる巨人戦(神宮)で「4番・三塁」に入り、無事スタメンに名を連ねた。

 村上は現在53本塁打を放ち、王貞治(巨人)の持つ日本選手のシーズン最多55本塁打にあと2本と迫るが、前日12日に行われたDeNA戦(横浜)の8回に相手2番手左腕・エスコバーが投じた155キロの強烈なツーシームが右太腿を直撃。村上が今季6個目の死球にもん絶すると、怒号が飛び交うなど球場は一時騒然となった。

 ショックのあまり両手で顔を覆うヤクルトファンも出る中、村上は痛みをこらえて一塁へ。オスナの安打で二塁まで進塁したが、攻撃を終えてベンチに戻る際には足を引きずるような姿も見られ、8回裏からはベンチに退いた。試合後、高津臣吾監督(53)は「相当痛がっていた」とし、13日以降の試合出場については「何とも言えない」と言葉を濁していた。

 だが、この日も通常通り球場に現れた村上は試合前練習でも時折、笑顔を見せながらティー打撃を行うと、フリー打撃では11本も柵越え。三塁の守備練習でも軽快な動きで前日の影響を感じさせず、元気な姿を見せていた。

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