阪神・青柳6回5失点で降板 ここまで12勝右腕が6戦勝利なし 9月は11戦未勝利の苦難の月

[ 2022年9月13日 20:30 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2022年9月13日    甲子園 )

<神・広>初回2死、西川の中前打が先発・青柳の足の間を抜ける(撮影・成瀬 徹)
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 阪神・青柳は要所で粘りきれず、6回5安打5失点で降板。6試合ぶりの13勝目とはならなかった。

 失点はいずれも味方の好機の直後だった。3回2死満塁を逃した直後の4回、先頭打者への四球から1死一、三塁を背負って小園の二ゴロの間に先制点を献上。さらに2死二塁で磯村に中越え2点適時二塁打を浴びて2点目を失った。

 5回には大山が1点差に迫る適時打を放つも、続く1死一、二塁で原口と佐藤輝が2番手・森浦に凡退。グラウンド整備を挟んで迎えた6回に先頭・松山の三塁線を破る二塁打をきっかけに無死満塁を背負い、磯村の三ゴロの間に三走が生還して3点目を献上。1死二、三塁となって羽月には前進守備の外野を越される左中間への2点適時二塁打を浴びた。

 これで8月2日巨人戦を最後に6戦勝利なし。既に12勝を挙げている右腕にとっては、苦難のシーズン終盤となっている。さらに9月に限ると、20年9月3日からこの一戦まで11試合勝ち星なしとなった。

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