パドレス・ダルビッシュ 雨ニモ、風ニモマケズ6勝目 安定感抜群の8回5安打1失点

[ 2022年6月14日 13:15 ]

ナ・リーグ   パドレス4ー1カブス ( 2022年6月13日    シカゴ )

カブス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(AP)
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 パドレス・ダルビッシュ有投手(35)が13日(日本時間14日)、敵地でのカブス戦に先発。8回5安打1失点と安定感十分の投球で今季6勝目を挙げた。

 雷雨と竜巻警報のため、当初の予定時刻から1時間25分遅れての試合開始。先発投手にとって難しい条件下でも、ダルビッシュは初回から冷静だった。2死一塁から安打を許し、一、三塁まで場面を進めたが、5番・ウィズダムを中飛に仕留めてピンチを脱出。2回、この試合まで通算8打数4安打と相性の悪いゴームズに先制ソロを許したが、崩れることはなかった。

 3、4回は3者凡退。4回2死からは先制ソロを許したゴームズを、この日最速タイの95マイル(約153キロ)直球で見逃し三振に仕留めるなど、尻上がりに調子を上げた。

 家族の存在が変わらない力の源だ。聖子夫人が13日までに自身のブログを更新。ダブルヘッダーだった11日(同12日)は、試合の合間に子供とともに、球場に会いに行ったこと。デーゲーム後の移動があった12日(同13日)には、球場で夕食用の弁当を手渡したことなどを記し「球場で試合見るのを喜ぶ子供達 お弁当も喜んで食べてくれた旦那さん。めでたしめでたしでした」とあふれんばかりの家族愛を表現している。それに対し、ダルビッシュは自身のツイッターで「本当にいつもありがとうございます」と感謝の思いをツイート。公私ともに充実一途だ。

 ダルビッシュの活躍でパドレスは連敗を2でストップ。ナ・リーグ西地区首位のドジャースとのゲーム差はなくなった。

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