巨人・中田が1軍合流「自分なりに精一杯やっていけたら」

＜巨人練習＞ウィーラー（左）、坂本（右）の前で打撃練習をする中田　（撮影・光山　貴大）
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　不振のため2軍調整中の巨人・中田が、1軍に合流した。ジャイアンツ球場で行われた全体練習に参加し、室内練習場でフリー打撃などを行った。

　―今日からまた1軍に合流となった
　「まあ別にやることは変わらないですし、（増田）陸の状態も良いですしね、僕が後から行くならしっかりと準備をして、自分なりに精いっぱいやっていけたらいいかなと思いますけど」

　―増田陸の活躍っていうのは自身はどのように見ていた
　「別にどういう…なんとも思わないけど。自分はそのときファームにいたのでね。正直ファームにいる間はファームの試合の方が大事ですし、ファームの試合に出ているわけだから、別に何も考えてなかった」

　―12日には長嶋氏からアドバイスをもらった
　「いろいろバットの握り方であったり、力量っていうですか、振る。もっと7割くらいで振るとか、いろいろアドバイスをもらった中で、もちろん試合の中では自分の感覚っていうのもあるので、その感覚と長嶋さんがおっしゃってくださったことを照らし合わせながら、自分なりのスタイルに今後変えていければいいかなと思いますけど」

　―振る強度を少し下げてもいいんじゃないかって助言？
　「うーん、バットを短く持つなり、振る…。まあ7割くらいでっていうのは言っていただきましたけど」

　―今日も短くバットを持つシーンがあった。これも引き出しの一つ？
　「いや、特に。短く持つっていろいろそうやってアドバイスもらったことを練習の中で試しながら、いろいろやってはいますけどね」

　―長嶋さんは「中田の力が優勝には必要」と
　「本当にそうやってアドバイスいただいたことに関してはすごくありがたく思いますし、そうやって言ってもらえるってことはすごくありがたいことなのでね。すごくうれしくは思いますけど」

　―昨年も9月にアドバイスをもらってました。今回2回目。
　「そうですね。僕からしたら本当にありがたいという言葉だけですし、やっぱりすごいずっとこうやってプロ野球の世界でやって来られた方なんで、僕からしたら雲の上のような存在ですし、そういった方にこうやって毎回気に懸けてもらっていることは本当にありがたいこと。本当に身が引き締まる思い」

　―次は1軍で頼むぞとおっしゃっていて、次からリーグ戦再開しますけど。
　「先ほども言いましたが、自分なりに精一杯やるだけ。それだけですね。精一杯やるだけ」

　―ファームでの調整期間
　「こういう期間にまた長嶋さんとお会いできてアドバイスをいただいてという。自分の中では1番の収穫はそこですよね。長嶋さんが言ってくれたことと、自分のスタイルを照らし合わせながら。言ってもらったことと、自分のスタイルもやっぱりあるので、そこをうまい具合に合わせていきたい」

　―長嶋さんがいらっしゃることは練習直前に知った
　「練習前にちらっと聞いて、という感じです。急きょという感じですよね。本当に。うん」

　―ビックリした
　「ビックリした…そうですね。今日こられるんだという感じです。何でなんですか？」

　―サプライズ訪問となっていたので…
　「なのかな。急きょ、って言っていたから、前の日から決まっていたかどうかは僕には分からないですけど。僕が聞いたのは急きょですよ。練習始まるほんと始まる前に、今日こられるから、という感じですね。だから何時から動き始めてみたいな感じのことは言われてましたけど。そんな感じですかね」