元中日の三ツ間卓也氏 波留コーチの言動に「2軍で日常茶飯事」も「怒ってるわけでない」と擁護

[ 2022年6月14日 17:52 ]

元中日の三ツ間卓也氏
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 昨年まで中日に投手として在籍した三ツ間卓也氏(29)が14日までに自信のYouTube「三ツ間卓也チャンネル」を更新。波留敏夫打撃コーチの試合中の言動について語った。

 波留コーチは12日の日本ハム戦で5回の攻撃に備えた円陣で「目覚ませ、お前らもっと!いつまで甘えてやってんねん野球を。その気でやらんかいアホ!」と強烈な言葉で選手を鼓舞した。

 この言動をめぐり、ネット上では賛否両論が沸きこっているが、三ツ間氏は「スポットライトを浴びてない2軍ではあれは日常茶飯事です。波留さんもそうだし、仁村(前2軍監督)さんもすごかった。もちろん暴力はまったくないですよ。でも気合を入れるためにということは日常茶飯事ですよ」とよく見られた光景とした。

 その上で「勘違いしてほしくないのは、波留さんは怒っているわけでない。皆に元気を出して欲しい。“ちょっと今日から切り替えて頑張ろうぜ”って表現したところだと思う」と言動の裏にある思いを推察。「京都出身の方。関西弁で声がでかいし怒ってるように聞こえるが、めちゃくちゃ優しい人」と波留コーチの人柄を紹介した。

 三ツ間氏自身も1年目の頃に「しっかりいかんか、こらぁ」と言われたことがあるそうだが「標準語になおすと、“どんどん向かってけ”ってことなんですよ。それと波留さんの表現が違うだけで怒ってるわけじゃないんです」と改めて怒声ではないとした。

 だからこそ「皆さん誤解されてます。罵倒されてるとか、怒ってるとかでなくて、波留さんはそういう表現をされる方。円陣を組んでる選手は怒られてる、キレてるとか一切感じないと思う」とし、きつい言葉の後には必ずベンチで具体的なアドバイスがあるとした。

 三ツ間氏は「言い方がどうか分からないですけど、波留さんの世代の方ってそうやって励ましてくれるじゃないですか。僕らゆとり世代とか言われるし、パワハラだとかよく言われますけど、僕らはまだ高校時代にそういう風潮が残ってたので、たいしたことないです」とした。

 三ツ間氏は15年育成ドラフト3位で中日に入団。16年11月に支配下登録され、1軍で通算77試合に登板し4勝3敗、防御率5・24。

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