巨人・原監督 山崎伊は「もう少しできる投手」、先発を一回飛ばすと明言 平内が3日に今季初昇格へ

[ 2022年4月2日 18:04 ]

セ・リーグ   巨人5―4阪神 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神(2)>4回途中、3失点で降板する山崎伊を見つめる原監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は序盤の一発攻勢で阪神に逆転勝ち。昨年6月の8連勝以来となる5連勝を飾り、開幕から3カード連続の勝ち越しを決めた。

 初回に坂本の2戦連発となる2号2ランで追いつくと、2回には丸の開幕戦以来7試合ぶりとなる2号ソロで3―2と勝ち越し。3回には新助っ人のポランコにも2戦連発&4戦3発となる3号ソロが飛び出して序盤で2点のリードを奪った。4回には1点差に迫られたが、5回には岡本和が申告敬遠された2死満塁から中田が押し出し四球を選んで貴重な追加点を挙げて逃げ切った。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は「早いイニングで勝ち越すことができたのが大きかったですね」とし、丸とポランコが好調との声に「勇人も効いてますね」と頼れる主将、坂本に全幅の信頼を寄せた。

 また、初回に2失点するなど4回途中3失点で降板した先発右腕・山崎伊については「うーん。本来の、もう少しできる投手ですね。リズムもスピードも精度もっていうところじゃないでしょうかね。我々が求めているところは、かなり高い位置で見ていますので、さらに次に期待をしたいですね」とした上で「山崎はね、とりあえず、一回あけるという形にします」「彼も故障明けというのもあるのでね、少し一回時間をおく、飛ばすというのかな、それがいいのかなというふうに思っています。OK?」と先発を一回飛ばすことを明言。

 また、「明日は、試合前のあれで変わっていなければ平内がリリーバー要員で来ます」と2020年ドラフト1位の2年目右腕・平内龍太投手(23)を今季初昇格させることも明かした。

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