巨人ドラ1大勢、2試合連続失点も開幕8試合でリーグトップ6セーブ目 MAX155キロ チームは5連勝

[ 2022年4月2日 17:46 ]

セ・リーグ   巨人5―4阪神 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神2>9回を締め、大城(左)に抱きつかれる大勢(撮影・河野 光希)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が開幕8戦目となった阪神戦(東京D)で2試合連続失点を喫するも後続を打ち取り、リーグトップの6セーブ目をマークした。

 5―3で迎えた9回に6番手として登板するも代打のロハス・ジュニア、近本といきなり連続四球。送りバントで1死二、三塁となってから糸井にフォークボールを中前へ弾き返されて1点差とされ、なおも1死二、三塁と一打逆転のピンチが続いた。だが、4番・佐藤輝の遊直に三走・近本が飛び出して併殺成立という劇的な幕切れ。2試合連続でヒヤヒヤだったが、しっかり6セーブ目をつかんだ。

 大勢は3月25日の中日戦(東京D)でセ・リーグ初の新人開幕戦セーブをマークすると、26日の同戦ではプロ野球史上初となる新人として開幕から2試合連続セーブ。前日1日の阪神戦(東京D)では登板5試合目で初の四球を出してから大山にプロ初被弾初失点となる2ランを浴びて1点差に迫られたが逃げ切り、5セーブ目を挙げた。6セーブ目となったこの日の投球内容は1回で打者5人に対して21球を投げ、1安打1失点。奪三振はなく、与えた四球は2つ。直球のMAXは155キロだった。

 【大勢の6セーブ】
 3月25日 中日戦(東京D) 1回2安打0失点 MAX158キロ
 3月26日 中日戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX153キロ
 3月29日 ヤクルト戦(神宮) 1回1安打0失点 MAX153キロ
 3月30日 ヤクルト戦(神宮) 1回0安打0失点 MAX154キロ
 4月 1日 阪神戦(東京D) 1回1安打2失点 MAX156キロ
 4月 2日 阪神戦(東京D) 1回1安打1失点 MAX155キロ

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