巨人のルーキー守護神・大勢 初被弾も早くも5セーブ目!チーム新人最多記録にあと2

[ 2022年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6―5阪神 ( 2022年4月1日    東京D )

<巨・神>勝利し、喜び合うナインの中、大山に2ランを浴びた大勢(右から4人目)は険しい表情を見せる(撮影・河野 光希)
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 抑えは何点取られようが、リードを守って勝てばいい。プロ初被弾も、初失点もいい経験だ。巨人のルーキー守護神・大勢が伝統の一戦の最後を締めた。

 3点リードの9回に登板。先頭の左打者の小幡を外角へシュート気味に逃げる威力ある154キロで空振り三振。プロ初登板の3月25日の中日戦から5イニング連続奪三振を決めた。2死二塁から大山に8球目のフォークを左翼席に運ばれて1点差とされたが、最後は糸原を二ゴロに打ち取った。

 これで開幕から5試合で5セーブ。原監督は「どこかに(プロの打者へ)尊敬というものもあった状態で次に進めるということは大事なこと。どういう結果が出ても全て糧にするのが、とても大事。彼はまだ守るものはない」と独特の表現で横手右腕を評していた。

 ≪チーム新人の最多セーブ記録に早くもあと2≫大勢(巨)が登板5試合で5S目。チーム新人の最多セーブ記録は78年角の7となっており、早くもあと2に迫った。また、巨人でシーズン初登板から5戦5S以上は、83年角の9戦9S、86年サンチェの5戦5Sに次ぎ36年ぶり3人目となった。

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2022年4月2日のニュース