巨人・坂本2戦連発!初回2失点の山崎伊に何度も声がけ、即同点2ラン「昨日同様に一振りで」原監督も敬礼

[ 2022年4月2日 14:37 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神2>初回、同点2ランを放つ坂本(撮影・河野 光希)
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 巨人のキャプテン、坂本勇人内野手(33)が阪神戦(東京D)で2試合連発となる同点の2号2ランを放った。

 「2番・遊撃」で6試合連続先発出場。0―2で迎えた初回、無死二塁で入った第1打席で、相手先発右腕・小川が1ボールから投げた2球目、外角低めカットボールを左翼スタンド前列へ放り込んだ。

 球団ワーストとなる開幕7連敗中の阪神を相手にプロ2度目のマウンドとなった山崎伊が初回に2失点と苦しい立ち上がり。プロ初勝利を目指す23歳に近寄って何度も声をかけていた坂本は、最初の打席で同点2ランを放つ最高のキャプテンぶりで、笑顔でベンチに戻ってきた坂本を原監督も笑顔の敬礼で出迎えた。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった3月21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、開幕3日目となった3月27日に出場選手登録され、同日の中日戦(東京D)に「2番・遊撃」で即先発出場。初回の先制二塁打から3打席連続安打で通算172度目の猛打賞とし、171度で並んでいた王貞治(巨人)を抜いて歴代単独8位に躍り出た。坂本は第4打席でも二塁打を放ち、4打数4安打1打点。その後は2試合連続無安打だったが、3月31日のヤクルト戦(神宮)で8回に13打席ぶりとなる安打をマークすると、4月1日の阪神戦(東京D)では初回に相手先発右腕・藤浪の153キロを左中間スタンドへ叩き込む待望の今季1号。そこから2戦連発、ともに初回の価値ある一発となった。

 ▼坂本 昨日の一打席目同様に一振りで仕留めることができました。すぐに追いつくことができて良かったです。

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