阪神が並んだ「セ・ワースト開幕8連敗」79年ヤクルトは首脳陣ゴタゴタの末に最下位

[ 2022年4月2日 18:30 ]

セ・リーグ   阪神4ー5巨人 ( 2022年4月2日    東京D )

<巨・神(2)>ベンチで浮かない表情の矢野監督(撮影・河野 光希)
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 阪神がセ・リーグのワーストタイ記録となる開幕8連敗を喫した。1979年のヤクルトに並んだ。

 当時のヤクルトは、前年の78年に球団史上初の日本一になり、意気揚々とシーズンインをしたものの、開幕戦で完封負けをすると6連敗。引き分けを1つ挟んで負けを二つ重ね、セ・リーグ最長の開幕8連敗の不名誉な記録を打ち立てた。

 5月末に1度は勝率5割に戻したものの、前年覇者は6月から最下位が定位置になった。8月に、球団主導で森昌彦、植村義信コーチの降格処分が決まると、広岡達朗監督が反発して退団。後を受けた佐藤孝夫代行監督は盛り返せず、48勝69敗13引き分け(勝率・410)の負け越し21で6位で終わった。

 前年、21も勝ち越しをし、優勝したヤクルトとゲーム差なし、勝率わずか5厘差だった阪神のまさかのつまずき。借金8からの巻き返しが期待される。 

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2022年4月2日のニュース