阪神・青柳「光栄です」 プロ7年目で初の開幕投手に決定 中日戦でも7回4安打1失点の安定感

[ 2022年3月11日 16:56 ]

オープン戦   阪神6ー1中日 ( 2022年3月11日    甲子園 )

<オープン戦 神・中> 4回、好投し木浪(右)とグラブタッチをする阪神・青柳 (撮影・平嶋 理子) 
Photo By スポニチ

 プロ7年目で初めての開幕投手に決まった阪神・青柳晃洋投手(28)が「去年から目指していたし、ボクの第一の目標でもあったので、指名していただいたのは光栄。チームの初戦なので頑張ろうと思います」と3月25日のヤクルト戦(京セラドーム)への意気込みをみせた。

 「聞いたのは先週くらい。やっと言ってもらえたなという感じだった。どんな形でも勝って、チームに勢いをつけたい」
 気合は入っていた。この先発で決める。中日戦は今春最長となる7回4安打1失点。2週間後に迫った大役へ万全の状態をファンにもアピールした。

 これまでの実戦では制限をかけてきた得意球のスライダー、ツーシームを序盤から解禁。初回2死一、二塁とピンチを背負ったが鵜飼を見逃し三振に斬ってリズムに乗った。5回に京田の左犠飛で1点を失ったものの、許した安打はすべて単打と安定感が際立った。

 オープン戦は3試合に登板し計13回1失点と結果、内容ともに申し分なし。あとは本番を待つだけだ。

続きを表示

2022年3月11日のニュース