阪神・前川 スゴいヤツや 2軍戦「4番デビュー」で3安打2打点の大暴れ いきなり能力全開

[ 2022年3月11日 12:57 ]

教育リーグ   阪神4ー1中日 ( 2022年3月11日    鳴尾浜 )

<教育リーグ阪神・中日>初回2死三塁、先制の適時打を放ちベンチに応える阪神・前川(左)(撮影・後藤 正志)
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 阪神のドラフト4位・前川右京外野手(18=智弁学園)が中日との教育リーグに「4番・左翼」でスタメン出場した。実戦初の4番に18歳が燃えた。初回、中前打で出塁した中野を三塁に置いた場面で、左腕・松葉の低めの変化球に対応して右前適時打。6回に左腕・上田の変化球を詰まりながらも左前に落として2安打目を放つと、8回1死三塁の第4打席ではプロ16年目の大嶺の137キロ変化球をとらえ、中越え適時三塁打。広角に打ち分けるセンスと、打球の速さをアピールした。

 安芸キャンプでは練習試合3試合で4打数3安打3四球と、思いきりのいいスイングで結果を出していた。コロナ禍のため、2月20日以来の実戦だったが、初回のタイムリーの直前には右翼へ本塁打性のファウルも放ち、ブランクを感じさせない内容だった。8日の鳴尾浜でのシート打撃では、金メダリスト左腕・岩崎から左二塁打を放ち、矢野監督も熱い視線を受けていた。

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