巨人 OP戦5連敗“好調”中田が好機で2打席連続三振 エース菅野は自己ワーストタイの4回6失点

[ 2022年3月11日 16:56 ]

オープン戦   巨人1―6オリックス ( 2022年3月11日    京セラD )

<オープン戦 オ・巨>3回2死一、二塁、中田は2打席連続空振り三振に倒れる(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人は1―6でオリックスに敗れてオープン戦5連敗。通算成績2勝6敗1分けとした。対外試合9戦連続安打中と好調の中田翔内野手(32)だったが、この日は2度の好機で空振り三振に倒れるなど3打数無安打と振るわず。先発のエース・菅野智之投手(32)も4回7安打6失点と崩れ、今季2試合目で初黒星。オープン戦での6失点は19年3月8日のオリックス戦(京セラ)以来の自己ワーストタイ記録となった。

 この日は原監督が体調不良のため欠場。試合は元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチが監督を代行することになった。

 打線は初回、岡本和とウィーラーの連打などにより2死満塁の絶好機を迎えるも、対外試合9戦連続安打中と好調の中田が空振り三振に倒れ無得点。中田は3回にも2死一、二塁のチャンスで打席に立つも、2打席連続3球での空振り三振に倒れ無得点。オリックスのエース山本は、中田の1打席目は3球連続150キロ台のストレートで仕留め、2打席目はフォークで2球低めのボール球を振らせてピンチをしのいだ。

 巨人先発の菅野は初回、1死一、二塁から初対戦の4番・杉本に中前適時打を浴び先制されると、5番・太田にも左前適時打、6番・安達には右犠飛を打たれ計3点のリードを許した。

 2、3回は無得点に抑えた菅野だったが4回にも3失点。伏見、宜保の連打などにより2死満塁のピンチを迎えると宗に初球のインコースへのスライダーを捉えられ、走者一掃の右3点適時二塁打を浴び、この回で降板。オープン戦2度目のマウンドは4回7安打6失点と崩れ、25日に本拠・東京ドームで行われる中日との開幕戦へ向け不安を残した。

 反撃したい打線だったが6回、大城が3番手・能見から左翼スタンドへ2号ソロを放ち1点を返すのがやっと。7安打のオリックスより多い11安打を放ちながらも1点のみに終わった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月11日のニュース