仙台出身の阪神・熊谷「被災地を代表できる選手に」、忘れられない3・11に決意新た

[ 2022年3月11日 05:30 ]

笑顔でランニングメニューをこなす熊谷
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 阪神の熊谷が故郷への思いを語り、決意を新たにした。

 「忘れることのない特別な日。(野球ができることに)感謝を持ちながら、被災地を代表できるような選手を目指していきたい」

 震災発生当時は仙台市立南光中学校の3年生だった。友人と会っているときに激震が襲った。現在も復興は道半ば。毎年、少しずつ変わりゆく地元の景色を見て「より一層野球を頑張らないといけない」と恩返しを誓った。

 6日の楽天とのオープン戦では、先制の適時打を放つなど、課題の打撃もレベルアップしている。「阪神と(宮城県)は遠いですけど、頑張ってるぞというのはしっかり届けられたら」。5年目の26歳は、プレーで東北に元気を送り続ける。

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2022年3月11日のニュース