選抜出場の市和歌山が対外試合初戦で大勝 エース米田3回無失点 本大会は「怪物」佐々木の花巻東と激突

[ 2022年3月11日 13:23 ]

練習試合   市和歌山16ー4初芝橋本 ( 2022年3月11日    市和歌山グラウンド )

<初芝橋本・市和歌山>今年の対外試合初戦で先発し、3回無失点と好投した市和歌山・米田天翼
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 第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)に出場する市和歌山が11日、初芝橋本(和歌山)と今年の対外試合初戦を戦い、16―4で大勝。今秋ドラフト候補に挙がる米田天翼(つばさ=2年)が先発し、3回を1安打無失点に抑えた。この日の最速は139キロ止まりも、変化球を中心に4三振を奪い、四球も1。まずまずの初陣となった。

 「それなりにコントロールがまとまっていたので、自分の中では良かったかなと思います」

 今大会最速を誇る最速149キロ右腕は第5日(22日)第1試合で佐々木麟太郎(1年)を擁する花巻東と1回戦を戦う。佐々木を筆頭に左打者が多く並ぶ同校を想定し、内に食い込むスライダーで空振り三振を奪う場面もあった。

 怪物1年生については「長打力のあるホームランバッターですが、負けられない。弱点も必ずあると思う」ときっぱり。「出力で言ったら、まだ半分ちょっと。焦らずやっていきたい」と残り11日間での仕上げに自信をのぞかせた。

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2022年3月11日のニュース