阪神・青柳　「完全体」で7回1失点の快投!　勝負球を解禁し、開幕投手へ万全アピール

オープン戦   阪神ー中日 （ 2022年3月11日    甲子園 ）

＜オープン戦　神・中＞　7回無死、ビシエドを中飛に打ち取り、笑顔の阪神・青柳（左）　（撮影・平嶋　理子）　
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　開幕投手を務めることが有力な青柳が先発で今春最長となる7回4安打1失点。2週間後に迫った大役へ万全の状態を印象付けた。

　これまでの実戦では制限をかけてきた得意球のスライダー、ツーシームを序盤から解禁。初回こそ2死一、二塁とピンチを背負ったが鵜飼を見逃し三振に斬ってリズムに乗った。4回まで1安打無失点。5回に京田の左犠飛で1点を失ったものの、許した安打はすべて単打と安定感が際立った。開幕投手を通達されてはいないが、オープン戦は3試合に登板し計13回1失点と結果、内容ともに申し分なし。2週間後に迫った本番へ不安は見当たらない。