DeNA・東「まさか自分が」ビックリ…5年目で初の開幕投手

開幕投手が決まり笑顔を見せるDeNA三浦監督（左）と東
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　DeNAの東が、25日の広島戦（横浜）で開幕投手を務めることが決まった。三浦監督は「昨日（9日）、本人に伝えた」と明かし、プロ5年目で初の大役となる左腕は「まさか自分がというのは正直ありますが、任された以上は役割を果たしチームに勢いをつけたい」と力強く話した。

　プロ1年目の18年に11勝を挙げて新人王に輝いたが、20年に左肘内側側副じん帯再建手術（通称トミー・ジョン手術）を受けた。昨年9月に復帰し、10月23日の中日戦で792日ぶりの白星を挙げた。今季は2月の春季キャンプから順調に調整し、開幕投手の最有力候補だったエースの今永が左前腕の炎症で開幕に間に合わないため、白羽の矢が立った。

　昨季は3試合の登板にとどまった左腕の抜てきについて、三浦監督は「1年間、ローテーションを守れると判断した」と説明。東は「しっかりと復活したところを見てもらいたい」と意欲を示し、11日の楽天とのオープン戦に先発する。（大木　穂高）