巨人・山口が3回4安打2失点 開幕へ「次からは結果。そこにこだわっていければ」

[ 2022年3月8日 15:26 ]

オープン戦   ソフトバンク―巨人 ( 2022年3月8日    宇部 )

<ソ・巨>3回を投げ終え、大城(右)と話し合いながらベンチに戻る山口 (撮影・森沢裕)
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 巨人・山口がソフトバンク戦に先発し、3回で52球を投げて4安打2失点だった。オープン戦3試合目の登板は、初回は三者凡退に抑えたが、2回2死一塁から井上に左越え2ランを浴びた。

 山口との一問一答は以下の通り。

―今日の投球内容は。
 「ずっと課題にしているカーブやスライダーの変化球でカウントが取れていましたし。イメージとしてはもっと混ぜながら本格的な配球に近づいていければなと思います」

―『テンポよくストライク先行』のテーマは?
 「そこに関してはストライク先行もできていましたし、悪くないのかなと思います」

―球数はもっと投げる予定?
 「いや、予定通りです」

―以前、直球を2段階のスピードで投げ分けると言っていた。今日も?
 「少しは投げました。あれがもう少し、狙ったところでタイミングをずらして見逃しを取れるように。それができれば自分の理想ですけどね」

―変化球との緩急ではなく、直球2種にする狙いは。
 「単純に、一番、打者にとっては嫌なのかなと。150キロの腕の振りで例えば130キロの球が来ると打ちづらいでしょうし。より、そういうふうに近づいていければなと」

―リチャードの見逃し三振の決め球はシュート?
 「あれはちょっと曲がりました(直球が)。あのへんは修正ポイントですけどね」

―井上の本塁打は追い込んでフォークが抜けた。組み立て自体は。
 「追い込むまでのイメージはよかったので、最後の決め球が、より実戦が近づけばフォークも多くなってくるでしょうし。次の登板、開幕前までに調整していければと思います」

―キャンプ中、もっと下半身で投げていかないとと言っていたが、その辺りは強化したのか?
 「下半身を鍛えるというよりも、タイミングです。下を使おうとしすぎて頭が前に行っちゃう。そのぶんやっぱり下からのロスが生まれていた。より下をゆっくり使うためのフォーム修正はいまだに取り組んでいるところですね」

―開幕までの修正部分は。
 「まだまだこれから数試合投げると思いますけど、次からは結果ですよね。自分が欲しいところで三振が取れるのか。意図したボールでそれができるのか。次の登板からはそこにこだわっていければなと思います」

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2022年3月8日のニュース