プロ野球選手会 日本ハムの「ノンテンダー」に抗議文「選手やファン、社会に誤解を与える」

[ 2022年3月8日 05:30 ]

昨年11月16日、日本ハムが契約保留選手の手続きを行わず、自由契約にしたと発表した(左から)西川遥輝選手、秋吉亮選手、大田泰示選手
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 日本プロ野球選手会は7日、日本ハムに抗議文を提出したと発表した。昨年11月、球団が西川、大田、秋吉の3選手を自由契約としたことに、選手会は唐突に自由契約を告げられた選手が移籍先を見つけるには大幅な年俸減を受け入れざるを得ないと説明。

 「このような行為をノンテンダー(契約オファーしない)などと称し、選手やファン、社会に誤解を与えることがないよう厳重に抗議しました」とした。球団が3選手に事前告知やプレー環境などを協議した事実がなかった点も抗議。西川は楽天、大田はDeNA、秋吉は独立リーグの福井に入団した。

 ≪日本ハム「残念」≫日本プロ野球選手会から抗議文を受けた日本ハムは川村浩二球団社長兼オーナー代行のコメントを発表。「誤解や誤認も複数あるように思われ、まず確認と説明を行いたい。何の事前の話し合いの申し入れもなく、このような文書が送られてきたことは誠に残念」とした。

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2022年3月8日のニュース