日本新薬 福永2発3打点で猛アピール「絶対プロに行ってやると」

[ 2022年3月8日 15:23 ]

第76回JABA東京スポニチ大会第3日 B組   ENEOS(3勝)4―3日本新薬(2勝1敗) ( 2022年3月8日    神宮 )

<日本新薬・ENEOS>4回無死、ソロ本塁打を放ち、ダイヤモンドをまわる日本新薬・福永(撮影・河野 光希)
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 勝ったチームが決勝トーナメント進出となるしびれる試合で、日本新薬の福永が2本塁打、3打点の活躍を見せたが及ばなかった。

 前日の試合の最終打席で中堅へ本塁打。この日は1打席目が四球、2打席目は神宮の左中間席に2号、3打席目はカーブを左翼席へ豪快な2ラン。3打数連発、しかも一時は逆転となる一発を放ちネット裏のスカウトにもアピールした。

 入社4年目。プロを目指しながら声がかからず「今年こそ」との思いが春から爆発。臨時コーチを務める宮本慎也氏からも「すごいな」と初めて褒められるなど、さらにパワーアップした。「打席ではフルスイングしないイメージで振っています。今年こそ都市対抗に出てチームの成績とともに自分も結果を残したい。絶対プロに行ってやると思って取り組んでます」と次のステージを目指す。松村聡監督も「彼はプロへの思いが強く、それがモチベーションになっている。この感じで打ち続けて欲しいし、もっとレベルアップして引っ張ってもらいたい」と話していた。

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2022年3月8日のニュース