大阪桐蔭、練習から「マウスガード」装着 目的はパフォーマンス向上よりも安全教育の一環

[ 2022年3月8日 05:30 ]

<関西学院・大阪桐蔭>8回無死、大阪桐蔭・松尾は左越えに2打席連発のソロを放ちベースを回る(撮影・井垣 忠夫)
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 野球界では聞き慣れない「マウスガード」。現在、日本高野連と日本学校歯科医会が故障防止のために普及を目指している。浦和学院(埼玉)などで実施してきた「マウスガード普及調査」は、今春センバツで優勝候補に挙がる大阪桐蔭、怪物スラッガー・佐々木麟太郎内野手(1年)を擁する花巻東(岩手)にも波及。

 事業に協力している大阪桐蔭では練習からマウスガードを装着している選手もいるなど浸透。有友茂史部長は「パフォーマンスを上げるというよりは安全教育の一環だと思っています」と意義を語った。各選手に合わせて製作されたマウスガードは使用がストレスにならないよう歯茎に当たる部分を削るなどの調整、使用状況のチェックなどが行われる。

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2022年3月8日のニュース