ソフトB いざサバイバル“宇部の陣” 8日巨人戦が最終局面 藤本監督「若手の最後の本当の競争」

[ 2022年3月8日 05:30 ]

三塁を争うソフトバンク・リチャード
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 春のテーマ「競争」は、最終局面を宇部で迎える。ソフトバンク・藤本監督ら若手中心のメンバーは7日午後に球団事務所をバスで出発。8日の巨人とのオープン戦に向けて山口県宇部市に移動した。

 開幕メンバーの振り分けを10日までと設定する指揮官は「競争している人は宇部で打席数を増やせる。8日は若手の最後の本当の競争と思ってくれたら」と競争心をあおった。

 レギュラー争いでの注目は三塁手と中堅手。この日はリチャード、上林、牧原大らが続々とバスに乗り込んだ。高卒2年目で開幕三塁手の座をリチャード、松田らと狙う井上は「結果を欲しがって、空回りしているので求め過ぎずに普段通りにいきます」。

 ここまでオープン戦打率4割と打撃好調で、上林、牧原大、真砂らと中堅手争いを続けている佐藤直は「今年はチャンスと言われている。ここで開幕スタメンをつかむしかないとの思いで、結果を出すだけ」と最終アピールへ意気込んだ。(井上 満夫)

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