MLB労使交渉 オーナー側と選手会の話し合いを米記者が伝える「3点を提案」

[ 2022年3月8日 12:07 ]

 新労使協定をめぐり交渉が続くオーナー側と選手会の話し合いについて7日(日本時間8日)、The Athleticのエバン・ドレリッチ記者が「機構と選手会の弁護士がズームで話し合いを行った。明日再度会談する予定。火曜日(8日、同9日)を期限とし162試合を戦うこと、給与の全額支払い、フルシーズンのサービスタイムの3点を提案している」と伝えた。

 また、同記者によると「明日合意しなければ、もう1週間分の試合を中止にする見込み」とも伝えた。機構は、ぜいたく税の基準額となる年俸総額を2億2200万ドル(約253億円)から2億2800万ドル(約262億2000万円)に引き上げ、26年度には2億3800万ドル(273億7000万円)にする提案を行った模様。選手会の要望は2億3800万ドルから始まり2億6300万ドル(約302億4500万円)だった。選手会の返答が注目される。

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