阪神ドラ1・森木が見せた潜在能力「強いボールを投げることできた」 矢野監督に151キロ&4K見せた

[ 2022年3月8日 14:38 ]

2軍のシート打撃に登板した阪神・森木 (撮影・奥 調)
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 阪神のドラフト1位・森木大智投手(18=高知)が8日、西宮・鳴尾浜で行われた2軍練習でプロ入り初めてシート打撃に登板した。

 甲子園から1軍組も参加する中、先頭の遠藤をスライダーで空振り三振、木浪を内角直球で詰まらせ中飛、坂本を外角カーブで空振り三振と強気の投球を展開した。

 「力まず自分のピッチングをすれば大丈夫だと思っていた。自分のピッチングができて良かった。それなりに強いボールを投げることができた」

 復帰に向けて、ピッチを上げている中野には初球の外角直球を中前打されたが、安打性はこの1本だけ。続く陽川、高山を直球で連続空振り三振に仕留め、その能力をアピール。最速は151キロをマーク。打者7人に36球を投げ、4奪三振と結果も残した。

 森木は2月23日に安芸キャンプで初めてフリー打撃に登板。41球を投げ、安打性の打球ゼロと、実戦デビューに向け、ステップを進めていたが、同月25日に予定されていたシート打撃登板はチームを襲ったコロナの影響で見送り。約2週間遅れでの“再開”となった。

 「まっすぐを中心にどんどん押していく投球をしようと思っていた。それはテーマ通りにできた。まだまだ、これから先があるので、それに向けてしっかりやっていきたい」

 矢野監督も見守る中、カーブ、スライダー、スプリットと変化球の精度も確認。11日からの教育リーグでの実戦デビューが大きく近づいた。

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2022年3月8日のニュース