阪神・西勇 シーズン初登板が濃厚のカープ相手に3回無失点「細かい部分を修正していきたい」

[ 2022年3月8日 14:02 ]

オープン戦   阪神ー広島 ( 2022年3月8日    甲子園 )

<オープン戦 神・広> 阪神先発の西勇 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神の先発・西勇は3回3安打無失点で今春2度目の実戦を終えた。

 「梅野があらゆる雰囲気を感じてサインを出してくれたのでよかったです。いい球もありましたが、悪い球もあったので、開幕までに細かい部分を修正していきたいです」

 両サイドのコーナーを丁寧に付く持ち味の投球を展開した。初回を3者凡退に抑えると、2回は2死二、三塁のピンチも磯村を三ゴロに仕留めてピンチ脱出。3回は安打と四球から1死二、三塁と再び得点圏に走者を背負ったが、西川の打席で梅野が飛びだしていた三塁走者・大盛をけん制でアウトに。扇の要の好守に救われた西勇は、西川を最後は142キロで空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 2月26日の中日戦では右手のマメがつぶれた影響で1回を投げ終えたところで降板したが、万全な状態を示した。シーズン初登板は広島と敵地でぶつかる開幕2カード目初戦の3月29日が濃厚。昨年は2勝4敗、防御率4・46と苦戦した相手との“前哨戦”を制し、ここから開幕に向けて更にギアを上げていく。

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2022年3月8日のニュース