新庄監督　キャンプで“懐かしんじょう”「チン太」くんと18年ぶり再会

「チン太」こと亀里涼太さん（右）と再会した新庄監督（撮影・沢田　明徳）
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　プロ野球12球団は、28日までに全チームがキャンプを打ち上げた。北京冬季五輪での日本勢のメダルラッシュの勢いに押されながらも、誰よりも話題を振りまいたのが日本ハムの新庄剛志監督（50）。単なる新監督としてだけではなく、球界の常識を打ち破る指揮官として躍動し続けた。

　テレビなどでも大きく伝えられたのが、18年ぶりの「チン太」こと亀里涼太さんとの再会だった。04年キャンプで現役時代の新庄監督の打球が股間に直撃し、それが原因で別の病気が判明。5日に感謝を伝えに球場を訪れると、監督を乗せたミニバンが入り口手前で停車し、握手を交わした。チン太さんに気づいた監督が身を乗り出し、運転手に停車するよう指示していたという。コロナ下で握手もしづらい今、抵抗なく自ら手を差し伸べる姿が感動を呼んだ。