阪神ドラ3桐敷、初キャンプ完走 評価上昇も目標開幕1軍へ「重圧に思わず自分の投球を」

[ 2022年3月1日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>ブルペンで投手陣の記念撮影におさまる桐敷(後列右、47番)らナイン(撮影・坂田 高浩)
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 阪神ドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)は充実の表情で初のキャンプを終えた。

 「ケガなくできたのが良かった。最後(26日中日戦)は失点しましたが、3月に向けた課題が見つかった。充実した1カ月でした」

 投げるたびに、周囲の評価は高まっていった。初の対外試合登板となった20日の中日戦では京田から空振り三振を奪うなど、1回を3者凡退。最速149キロに加え、曲がり幅の違う2種類のスライダー、ツーシームが1軍の戦力となることを強烈に印象づけた。

 矢野監督が「先発の調整をしながら、そのなかで中(継ぎ)ということもあるのかな」と明かしたように、当面はチーム編成と適性を鑑みての起用が続く。桐敷は開幕1軍に向け「自分の目標はそこ。重圧に思わず自分の投球をしたい」と足元を見つめた。

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