大リーグ 労使交渉期限最終日 開始11時間経過も話し合い続く 機構側から“歩み寄り”の提案も

[ 2022年3月1日 11:02 ]

 難航する新労使協定に関しMLB機構と選手会の交渉が期限最終日となった28日(日本時間3月1日)、フロリダ州ジュピターで午前10時から始まった。約11時間が経過した今も機構と選手会は話し合いを続けている。

 夕刻に報道陣の前に姿を現したロブ・マンフレッドコミッショナーは「交渉は合意するのか」の問いに「我々はそれに取り組んでいる」と話した。The Athleticのエバン・ドレリッチ記者は「まだ合意はしていないが、不可能ではない。機構は2つの選択肢を提案している。ひとつが14チームのポストシーズンで最低年俸を70万ドル、調停前のボーナスプールに4000万ドルの投入。もうひとつは12チームのポストシーズンで最低年俸を6750万ドル、ボーナスプールに2000万ドル」と伝えた。

 機構の前回提案ではポストシーズン14チーム制で最低年俸は6400万ドル。歩み寄りを見せていることがうかがえる。

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2022年3月1日のニュース