労使交渉は午前1時を回り最終局面へ PS進出球団は10→12で合意

[ 2022年3月1日 15:54 ]

大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(AP)
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 労使が対立する大リーグは2月28日(日本時間3月1日)、機構と選手会が8日連続となる交渉を行い、断続的に15時間以上続いている。交渉は米東部時間午前10時にスタートし、現地はすでに午前1時30分を回った。

 大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・ヘイマン氏は自身のツイッターで「(双方の)現在の計画は(交渉場所の)スタジアムに留まり、合意するまで話し続けること。終わらせる決意がある」と投稿。機構はこの日までに新労使協定の締結で合意できなければ3月31日(日本時間4月1日)の開幕を遅らせ、試合数を減らしシーズンを短縮する方針を示している。交渉には機構のマンフレッド・コミッショナーも参加している。

 全国紙USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は自身のツイッターで、ポストシーズン(PS)進出チームが従来の10球団から選手側が求めていた12球団に拡大することで大筋合意したと投稿。実現すれば、14年以来、PS進出から遠ざかる大谷所属のエンゼルスや、同じく01年から遠ざかるマリナーズなどにもチャンスが広がりそうだ。

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2022年3月1日のニュース