阪神選手会長の近本 締めくくりのあいさつで「イチ」にかける思い熱弁「あと一歩、あと1勝、あと一つ」

[ 2022年3月1日 05:30 ]

<阪神キャンプ打ち上げ>笑顔で守備練習に向かう阪神・近本(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神選手会長の近本がキャンプ締めくくりのあいさつで「イチ」にかける思いを熱弁した。

 「チームは去年から黄金期に入り、ゲーム差ゼロのところまで来ましたが、あと一歩、あと1勝、あと一つがとても大きく感じました。スローガン『イチにカケル!』は去年の悔しさを知ったからこそ。勝っても負けても多くのよさが届けられる、最高のチームになります」

 昨年のキャンプ打ち上げでは「黄金期」という力強い言葉を使ってチームを鼓舞した。今年も「最高のチーム」という熱い表現を繰り出した。優勝をあと一歩で逃した昨季の悔しさを糧に、改めて一丸野球への決意を新たにした。

 個人としては「自分のやりたいことだったり、新しく取り組んだこと、それがすごくいい感覚なのかなと思っている」と充実感を漂わせた一方で、「今、感覚がよくてもシーズンに入ったらどうなるか分からないので」と慎重な姿勢は崩さなかった。目指すは17年ぶりのリーグ優勝、37年ぶりの日本一。一番先頭に立ち、チームをけん引していく覚悟だ。

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2022年3月1日のニュース