ソフトB期待の新助っ人陣 開幕戦に間に合う可能性浮上 早ければ3月上旬にも入国 水際措置緩和で

[ 2022年2月14日 05:30 ]

藤本監督の期待も高いガルビス(AP)
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 ソフトバンクの新外国人が、3月25日の開幕に間に合う可能性がでてきた。新規入国扱いになる両打ちのフレディ・ガルビス内野手(32=フィリーズ)、先発ローテーションの期待がかかるタイラー・チャトウッド(32=ジャイアンツ)、コリン・レイ(31=ブルワーズ)の両投手の入国が、早ければ3月上旬にも家族とともに可能になる見通しとなった。

 2月末まで厳しく新規入国が規制されている政府の新型コロナウイスル対策の水際措置が3月1日以降、緩和の方針となったため。13日、このことを伝え聞いた藤本監督は対面を待ちわびた。

 「早まるような感じと聞いています。投手は開幕に(調整が)間に合わないかもだけど、ガルビスは20日間あったら(体は)でき上がります」

 先発投手はブルペン、実戦と仕上げにある程度の時間はかかるが、野手なら3月上旬に来日できれば同25日の日本ハムとの開幕戦(ペイペイドーム)の出場が見えてくる。

 指揮官は野手の助っ人理想像に、現役時代に共闘したトニー・バナザードを挙げていただけに、同タイプのガルビスにかける期待は大きい。最新映像も随時、確認してきた。

 「1日200、300スイングはしているし、めちゃくちゃいい。日本に向いている打ち方。バナザードみたいな、いいバランス。変化球も拾える打ち方で楽しみ」と話した。

 育成で獲得したアルメンタ、フェリックスの両投手、内野手のヘラルディーノ、外野手のシモンの中南米出身4人も同時期に入国する流れだ。

 実績のあるキューバトリオは再入国済み。グラシアルはすでに宮崎に合流しており、デスパイネ、モイネロも待機期間を終え筑後で調整中。開幕へ向け、藤本ホークスの戦力が着実にそろってきた。

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