阪神・近本&木浪 1時間“デスノック”に思わず「クソヘッド」、井上ヘッド「狙い通り。大事な練習」

[ 2022年2月14日 05:30 ]

“デスノック”で折れたバットを手に木浪(左)と近本(中央)とグータッチする阪神・井上ヘッドコーチ
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 阪神の木浪と近本が、「デスノック」でタフネスぶりを見せた。二塁に就き、井上ヘッドコーチのノックを約1時間受けながら、足は動き、声もよく出ていた。

 慣れぬ内野で右へ左へ振り回された近本は、途中で「クソヘッド」と井上コーチを“ディスった”という。選手会長は「そういうことが言える関係性。楽しくできた」と充実の表情。厳しい練習を乗り越えた木浪は「やるぞっていう気持ちがないと何事も動かない。奪ってやるぞという気持ちで実戦に臨みたい」と、二遊間争いへのアピールを誓った。

 2人への最後の1本でノックバットが偶然折れた井上ヘッドは、「優等生とかまじめちゃんが多いのがタイガース。こういう練習でクソっと思わせるのも大事」と狙いを明かした。800人が来場。日曜日のファンサービスにもなった。

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2022年2月14日のニュース