ソフトB・王会長 “MVP”に井上選出 紅白戦2試合で1本塁打含む3安打6打点に「一番目立っている」

[ 2022年2月14日 05:30 ]

三塁を争うソフトバンク井上
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 ソフトバンクの王貞治球団会長が13日、「特別チームアドバイザー」として指導した宮崎キャンプをひとまず離れた。ここまでの指導で“MVP”には高卒2年目の井上を挙げた。

 「一番目立っているのは井上。結果も出して体も頑丈。練習量も多い。去年より1軍での期待ができるだろう、そう思っています」

 井上は5日からのアーリーワークに朝6時に起床し8日間参加。紅白戦2試合で1本塁打を含む3安打6打点の強打で魅せた。王会長の賛辞を伝え聞いた20年ドラ1大砲は「何年目とか関係なく、開幕スタメンを狙えるように、できることをやる」と開幕三塁手を狙う決意を新たにした。

 渡辺、野村勇、井上と王会長が助言した若手が紅白戦で結果を出している。「投げる方も打つ方も切れ味が出た。これで第4、5クール、グッと上がる」。王会長は初の対外試合となる22日の西武との練習試合から宮崎に戻り、成長を見守る予定だ。(井上 満夫)

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