「魔改造」ソフトバンク元投手コーチの倉野信次氏が米マイナーでコーチ研修へ「米国の育成を肌で感じたい」

[ 2022年2月14日 21:23 ]

2019年、千賀(右)と話すソフトバンクの倉野信次投手コーチ(当時)
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 ソフトバンクで1軍投手統括コーチなどを務め、昨年11月に退団した倉野信次氏(47)が、米大リーグ・レンジャーズ傘下のマイナーリーグで、コーチ研修をすることが14日、分かった。

 倉野氏は「今の時代、SNSやインターネットで、日本にいても様々なメジャーの情報が入って来るが、アメリカの球団がどのように選手を育成し、また組織としてどのような運営をしているのかを、自分の肌で感じてきたい」と抱負を語った。

 コーチの契約ではなく、野球を勉強するために自費で渡米する。近年、急速に発展をしている米国の科学野球に触れることになる。

 19日に日本を出発し、アリゾナ州でのマイナーリーグのキャンプに参加する。キャンプ終了後に球団と話し合い、どのカテゴリーで過ごすかが決まる。2Aや3Aが有力だという。シーズン終了まで米国で過ごす予定。

 倉野氏は、千賀、武田などの育成にかかわり、同チームから150キロ台の投手が次々と生まれる原動力になった。昨年12月には、選手育成の手法が記された「魔改造はなぜ成功するのか」(KADOKAWA)が出版された。

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2022年2月14日のニュース