阪神・佐藤輝らが病院訪問 「活躍している姿を子どもたちに見せたい」

[ 2022年2月14日 19:27 ]

こども医療センターに訪問し、タイガースグッズを病院の関係者に渡す佐藤輝明(右)。左は高寺望夢(代表撮影)=2022年2月14日、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
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 阪神の佐藤輝明内野手(22)が、小幡竜平内野手(21)、遠藤成内野手(20)、高寺望夢内野手(19)とともに、沖縄県立南部医療センター・子ども医療センターを訪問した。

 通算2099安打のOB鳥谷敬氏が現役時代から続けている、入院中の子どもを励ます活動で、同氏とともに訪れた。コロナ禍で子どもたちには直接会えなかったものの、小児病棟の入院患者約60人に、ユニホーム、帽子、ハンドタオルを贈った。

 鳥谷氏が「子どもたちが治って試合を見に来たときに、試合に出ていなければいけないという思いが、野球をやっている中でのモチベーションになった」という話をした。それを聞いた佐藤は、「こうやって病院訪問を体験して、モチベーションにして、活躍している姿を子どもたちに見せたいなと」と決意を新たにした。プロ2年目で、これが初の社会貢献活動だった。「しっかり試合に出て、コロナで厳しいかもしれないですけど、甲子園に来てもらって、元気になってもらえるようなプレーをしたい」と抱負を口にした。

 他の3選手も、こうした活動は初体験になった。小幡は「素直に頑張らないといけないなというかもっともっとたくさんの笑顔を届けていきたいなと素直に思っています」語り、遠藤は「野球できることに感謝して、病気と闘っている子どもたち笑顔だったり、勇気を届けられるようにがんばりたい」と気を引き締め、高寺は「まずは自分も試合に出ているところを見てもらって、少しでも勇気を届けられれば」と誓った。

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