阪神・矢野監督「こいつ面白いなというのが、まだ出てこない」鈴木&桐敷ら若手投手陣に期待のハッパ

[ 2022年2月14日 05:30 ]

ブルペン投球を行う阪神ドラ2・鈴木(後方は矢野監督)(撮影・成瀬 徹)
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 若い戦力、もっと出てこい。第3クールを終えた阪神・矢野監督が、若手投手陣にハッパをかけた。

 「もっと出てきてほしい。中継ぎとか目立ったところまでいってない。こいつ面白いなというのが、まだ出てこない」

 チームを活気づける新顔の台頭を強く求めた。実戦モードに入るのがドラフト2位・鈴木(創価大)、同3位・桐敷(新潟医療福祉大)の新人左腕コンビだ。15日のシート打撃で初めてプロの打者を相手に投げることが決定。指揮官は「桐敷はそのまま通用するようなコントロール、球種を持っている。中でも先発でも、桐敷の方が出てくるのは早いと思っている。鈴木は先発タイプ。球の強さがある」と評価する。

 即戦力らしく、ともに明確なテーマを口にした。桐敷は「監督に結果で示したい。打者の内を攻めることをテーマにしたい」と気合十分。13日もブルペンでバランスを確認した。110球を投じた鈴木も「梅野さんから失敗してもいいから、いろんな経験が大事とアドバイスされた。15日はゾーンで勝負したい」と意気込んだ。(鈴木 光)

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2022年2月14日のニュース