5連敗中と土俵際のソフトB 杉山、3回途中押し出し四球で降板

[ 2021年10月7日 19:53 ]

パ・リーグ   ソフトバンク─西武 ( 2021年10月7日    メットライフD )

<西・ソ24>3回途中、降板する杉山(撮影・尾崎 有希)
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 今季3度目の先発となった杉山一樹投手(23)が3回途中で早々とマウンドを降りた。初回は3戦ぶりに復帰した森友哉捕手(26)へこの日最速154キロを計測するなど直球は150台を連発しながら、力んで高めに抜けるボールを連発。2回は2四球から源田壮亮内野手(28)の中前適時打で先制点を献上すると、3回は2死を取りながら2者を歩かせ、山川穂高内野手(29)にも押し出しとなる四球を与え、降板を命じられた。

 チームは1分を挟む5連敗中で3位・楽天の背中は日々遠くなっている。試合前、工藤公康監督(58)は「杉山は球威もあるし、変化球もストライクゾーンで勝負出来たら…。投げるたびに少しずつ成長してもらいたい」と期待して送り出したが課題の制球難は解消せず。初先発となった9月24日・日本ハム戦は5回で4四球、同30日・西武戦の3回1/33四球を上回る乱調ぶりとなってしまった。

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2021年10月7日のニュース