走攻守で成長止まらん!!阪神ルーキー中野、111安打で岡田彰布超え球団新人9位&リーグ最多犠打数19

[ 2021年10月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-0DeNA ( 2021年10月6日    横浜 )

<D・神24>初回1死、中野は中前打を放つ。投手大貫(撮影・北條 貴史)
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 阪神のルーキー中野が2安打で今季111安打とし、球団新人歴代9位で並んでいた岡田彰布を抜いた。

 初回1死、5回2死と、いずれも走者なしから中前打を放ち「素晴らしい方の記録を超えることができた。これからも1本ずつ、積み重ねていきたいと思います」と胸を張った。

 この日は得点にこそつながらなかったが、送りバントも2つ決めリーグ最多の犠打数を19とした。

 「まずはランナーを次の塁に送るのが一番の仕事。次の塁に進めることを意識しながらやれている結果が、いいバントにつながっている」

 19犠打の内、18個は東京五輪中断明けに成功させたもの。「気持ちの余裕が一番だと思いますし、早めに構えて前でやるというのを練習してきた。それをしっかり後半戦は出すことができてよかった」と走攻守に成長が止まらない。

 「これからも自分のやることは変わらない。バントもそうですけど、塁に出ることも何とかチームのためにやっていきたい」。不動の2番は頼もしかった。 (阪井 日向)

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2021年10月7日のニュース