レンジャーズ 今オフFA市場は積極姿勢で 「値段が高いからと諦めることはない」

[ 2021年10月7日 12:23 ]

 レンジャーズのジョン・ダニエルズ編成本部長、クリス・ヤングGMがシーズン総括会見に臨み「オフのフリーエージェント市場には活発かつ積極的に臨む」と明言した。「全てのカテゴリー、ポジションの選手について獲得を検討する。値段が高いからと諦めることはない」と言う。

 今季60勝102敗の同球団は再建中。再建中のチームが即戦力のベテラン選手に大金を費やすことはあまりないが、補強予算について聞かれると「市場やファン層の大きさに整合したものにしたい、オーナーもお金の面でサポートしてくれる」と説明した。

 ダラスは米国有数の大都市、ビッグマーケットらしいチームを作る。とはいえ一気に30勝をプラスできるとは考えていない。「今年勝てなかったチームを一人の力で何とかしようと考えるわけではない。チームを私たちの考える方向に向かわせてくれる、若手の成長にもプラスになる複数の選手たちを補強したい」と説明。レンジャーズの40人枠は現時点でいっぱい、それとは別に60日の負傷者リストに入っている選手が8人いる。メジャーリーガーを積極的に取りに行くとなると、枠をいくつも開けないといけない。「誰をキープするか、しないのか、難しい決断が待っている」と付け加えた。会見では既に40人枠から外れている有原航平投手についての言及はなかった。

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2021年10月7日のニュース