パドレス ティングラー監督を解任 昨オフ積極補強も終盤失速 GM「今交代が必要と感じた」

[ 2021年10月7日 08:56 ]

パドレスのティングラー監督(AP)
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 パドレスが6日(日本時間7日)、ジェイス・ティングラー監督の解任を発表、AJプレラーGMが「ジェイスは過去2年間、多くを成し遂げ、パンデミックの中15年間で初のプレーオフ進出も達成した。しかしこの数週間検討した結果、今交代が必要と感じた」と声明を発表した。

 パドレスは今季ワールドシリーズを目標とし、オフに積極的な補強に動き、8月10日の時点では貯金18。そこから失速、12勝34敗と大きく負け越し、最後は借金4で終わった。

 投手陣にけがが多発していたのにもかかわらず、7月末のトレードデッドラインで補強できなかったことも響いていた。プレラーGMは記者会見で「終盤のパフォーマンスの中で、フィールドで目撃したこと、スタッフとの話しの中で気付いたこと、特にこれが一つというのではなく、シーズン全体を見て、監督のいすには他の人をと感じた」と説明した。

 ティングラー監督は3年契約でまだ1年残っていた。プレラーGMは就任して7シーズン、プレーオフ出場は1回だけ、次は3人目の監督探しとなる。過去の2人は新人監督だったが、次はベテランの多いチームで即結果を出すことが求められるため、優勝争いなど、経験豊富な監督になると見られている。

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2021年10月7日のニュース