ヤクルト・山田 サヨナラ勝ちにホッ「打った瞬間終わったと思った」 全力疾走でつかみ取った内野安打喜ぶ

[ 2021年10月7日 22:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト1ー0巨人 ( 2021年10月7日    神宮 )

<ヤ・巨>ヒーローインタビューを終えガッツポーズする(左から)山田、塩見、つば九郎(撮影・久冨木 修)
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 首位ヤクルトは7日、1―0で3位・巨人を下し6連勝。9回、サヨナラ勝ちに繋がる内野安打放った山田哲人内野手(29)は試合後「打った瞬間は終わったと思ったんですけど(笑い)。何とか勝ち取ったヒットだったんで良かった」と安どの笑みを浮かべた。

 9回2死二塁、一打サヨナラのチャンスで打順が回ってきた山田は「凄い緊張してましたし、何とか打てたらいいなと思い打席に立ってました」と相手“守護神”ビエイラの投じた2球目、内角高め161キロのストレートを引っかけボテボテのゴロになるも一塁まで全力疾走で内野安打。「打った瞬間は終わったと思ったんですけど(笑い)。それでもしっかり全力疾走して何とか勝ち取ったヒットだったんで良かったと思います」と喜んだ。

 さらに一塁手の若林が送球をキャッチ出来ず、ファンブルしている間に二塁走者の塩見が一気に生還。見事にサヨナラ勝ちを“演出”し「(ビエイラは)球も速いですし、スライダーも今日はポンポンとストライク入っていたので、なかなか打つのは難しいかなと思ってたので良かった」と笑顔。

 あす8日の阪神と直接対決で勝利すれば優勝マジック11が点灯。もしくは引き分けでも優勝マジック12が点灯することになり「とにかく明日からの試合が大事になってくる。チームの雰囲気は凄いいいですが、まだまだ油断は出来ないのでとにかく明日を勝てるようにしっかり準備して試合に備えたい」と視線は既に8日から始まる2位・阪神との3連戦へ。「何とか明日は野手の力で勝ったと言えるように頑張りたいと思います」と打線の奮起をうながしていた。

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