巨人V絶望的 3戦連続2桁三振で首位ヤクルトに連敗…7・5ゲーム差

[ 2021年10月7日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人0-3ヤクルト ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>3回、三振に倒れて肩を落とす坂本。左は岡本和(撮影・森沢裕)
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 巨人は序盤の好機で得点できなかったことが響いた。3試合連続2桁三振となる12三振を喫し、今季11度目の零敗。連敗した首位ヤクルトとは絶望的な7・5ゲーム差となった。

 先制点を奪うため策は尽くした。初回先頭で松原が四球で出塁し、二盗を試みたが盗塁死。2回無死一、二塁からは大城が犠打を成功させたが、後が続かなかった。原監督は「なかなか一本が出なかった」と語り、元木ヘッドコーチは「本当にかみ合わない。いつも追っかけている状態」と現状を嘆いた。

 3回は2死一塁から岡本和が中前に15打席ぶりの安打。4番の一打で一、三塁とし、5番の丸だった。状態が上向きで9月8日DeNA戦以来の主軸を任されたが、空振り三振に倒れ、そのまま無得点に終わった。

 リーグ3連覇は絶望的な状況。原監督は「先のことは誰も分からない。今日のゲーム、一打席、一球を大事にする。ベストを尽くす」と心構えを説いた。(神田 佑)

 ▼巨人・松原(5回に左前打し、球団では69年長嶋茂雄、81年中畑清に並ぶ歴代11位タイの21試合連続安打)一打席、一球にしっかり集中して、続けていけるように頑張ります。

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2021年10月7日のニュース