レッドソックスが宿敵ヤンキース討ち!沢村メンバー外も次のステージで登板のチャンスも

[ 2021年10月7日 02:30 ]

ア・リーグ ワイルドカードゲーム   レッドソックス6ー2ヤンキース ( 2021年10月5日    ボストン )

<レッドソックス・ヤンキース>ヤンキースに勝利し喜ぶレッドソックスの選手たち(AP)
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 大リーグのポストシーズンは5日(日本時間6日)、ア・リーグのワイルドカードゲームで開幕した。1試合だけの一発勝負で地元レッドソックスが宿敵ヤンキースに6―2で勝利。地区シリーズ進出を決め、アレックス・コーラ監督は「ヤ軍は素晴らしいチーム。今夜はたまたま我々が上回った」と喜んだ。

 メジャー1年目ながら日本選手で唯一、プレーオフ出場となった沢村は、この日の26人の登録メンバーを外れたがベンチから戦況を見つめ、勝利時は仲間と抱き合って喜んだ。コーラ監督は「一発勝負の戦いに適応しなければならなかった。彼も理解を示してくれた」と説明。次のステージに進んだことで登板チャンスが生まれた。

 この日は5投手のリレーでヤ軍の攻撃を封じた。7日(同8日)から対戦するア・リーグ最高勝率のレイズ戦も継投策が重要になる。沢村の今季同戦は4試合、3回1/3を投げて1安打無失点。指揮官も「勝ち進めばまたロースターを調整できる」としており、強敵相手に右腕がマウンドに上がる可能性は高い。

 《上原氏が沢村を称賛》13年に抑えとしてレッドソックスの世界一に貢献した上原浩治氏がテレビ番組の取材で球場を訪れ、巨人時代の後輩でもある沢村と談笑。「一番注目していたのは沢村だったけどロースターから外れてちょっと残念」と声を落としたが、1年目の活躍については「100点満点でしょう。1年目から50試合以上投げて、防御率も3点(台)。本当に素晴らしい成績」と称賛した。

 ▼ヤンキース アーロン・ブーン監督 他のチームが力をつけてきている。全ての面で改善しなければならない。

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2021年10月7日のニュース