巨人ドラ3中山がファーム月間MVP　「こういった賞をいただけたことは凄くうれしい」

巨人・中山礼都
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　巨人のドラフト3位・中山礼都内野手（19）が7日、9、10月度のファーム月間MVP賞に選出された。9、10月は21試合に出場して打率・380の成績を残し「こういった賞をいただけたことは凄くうれしいこと。これからもっとチームの勝利に貢献できるようにプレーしていけたら」と笑顔を見せた。

　3月下旬に左肋骨を骨折し出遅れたものの、8月のエキシビションマッチでは1軍を経験。安打を放つなど「ポスト坂本」の片りんを見せた。それでも打撃フォームについて悩んでいたというが「阿部（2軍）監督からトップをもっと引いて弓のように打てばもっと力が伝わるぞと指導いただいた。そこを意識した結果がつながった」とうなずいた。

　今季2軍戦44試合に出場し打率・309と好成績を残したが満足はしていない。「本塁打が出せなかった。パワーの面でもう1回、一から体作りに徹しながら、いつでも1軍に呼ばれていいように心と体の準備はしていきたい」とさらなる成長を誓った。