巨人 阿部作戦コーチ配置転換実らず惜敗…首位ヤクルト遠のく6・5差

[ 2021年10月6日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2ー3ヤクルト ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・巨>初回、原監督(左)の横でサインを出す阿部作戦コーチ(撮影・光山 貴大)
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 新体制での戦いも実らなかった。巨人は、2軍監督から配置転換された阿部作戦コーチがベンチ入り。逆転Vへ強化を狙った攻撃陣が1点差まで追い上げたが、あと一本が出なかった。阿部コーチは「1軍の投手はやっぱりいい。打つ難しさをみんな感じている。そこを乗り越えていければ」と振り返った。

 打線をけん引してきた4番・岡本和の不調が響いている。1点差とした6回1死二塁の同点の好機では中飛。走者を置いた3打席でいずれも凡退し、直近7試合でわずか2安打だ。

 原監督は「いいところで結果が出れば良薬なんでしょうけどね」と奮起に期待した。首位・ヤクルトとは6・5ゲーム差に。指揮官は「現実は現実でしょうけど、明日のゲームにベストを尽くす」と切り替えた。(田中 健人)

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2021年10月6日のニュース