ヤクルト・村上　先制呼んだ気迫ヘッスラ！高津監督「全力で1点を取りにいっている証拠」

セ・リーグ   ヤクルト3ー2巨人 （ 2021年10月5日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞3回1死一、三塁、遊ゴロで一塁にヘッドスライディングし併殺を阻止する村上（撮影・光山　貴大）
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　ヘルメットが飛んだ。ユニホームも汚れた。ヤクルト・村上が気迫のヘッドスライディング。なりふり構わず先制点をもぎ取った。

　高津監督が「全力で戦って、1点を取りにいっている証拠」と称えたのは、0―0の3回1死一、三塁。村上の痛烈な打球を遊撃・坂本が倒れ込みながらショートバウンドでキャッチ。すぐさま併殺を狙ったが、若き4番が頭から滑り込んで阻止し、三塁走者が生還した。

　「ああいうプレーはみんな盛り上がる。俺もやってやろうという気になる」と発奮した西浦が4回に左翼席へ4号ソロ。サンタナも右翼席へ14号ソロで続き、2者連発で加点した。バットだけじゃない。背番号55が、体を張ってナインを鼓舞した。