ヤクルト・中村 頼れる選手会長が先制打! 2試合ぶりマスクで盗塁阻止&サイスニードを5回零封導く

[ 2021年10月6日 19:37 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>5回1死一塁、メルセデスから先制の右適時二塁打を放つ中村(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルト・中村悠平捕手(31)が6日、巨人戦(神宮)に「6番・捕手」で2試合ぶりに先発出場し、待望の先制打を放った。

 6年ぶり優勝へ。ヤクルトは前日5日から3位巨人と3連戦、8日から2位阪神と3連戦と上位対決6連戦。第2ラウンドは頼れる選手会長が攻守で存在感を発揮した。

 最初は守りで見せた。先発のサイスニードは初回から制球が定まらず、先頭の松原をいきなり四球で出塁させた。だが、若林の2球目に盗塁を仕掛けた松原を中村がストライク送球で刺した。その後も不安定な制球を逆手に取り、ストレートを決め球にサイスニードを5回で90球も7奪三振無失点と導いた。

 打線は4回まで巨人先発・メルセデスの前に村上の四球だけで無安打。0―0の5回、先頭の村上が内野安打の初安打で出塁。オスナは遊ゴロも併殺は免れた。続く中村が外角のストレートを捉えると、打球は右中間を破った。一走のオスナが一塁から一気に本塁へ生還し先制。中村は二塁手・若林が本塁へ送球した間に三塁へ進塁する好走塁。さらに西浦の中犠飛で2点目を挙げた。

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2021年10月6日のニュース