巨人・メルセデス、7試合ぶり白星ならず 6回途中2失点 4回まで無安打投球も打線の援護なし

[ 2021年10月6日 19:57 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>巨人先発のメルセデス(撮影・久冨木 修)      
Photo By スポニチ

 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)が6・5ゲーム差と離された首位・ヤクルト戦(神宮)に先発登板。6回途中3安打2失点で降板し、8月24日の広島戦(東京D)以来7試合&43日ぶりとなる今季8勝目をまたも逃した。

 4回まで無安打投球だったメルセデスだが、打線の援護なく0―0のまま迎えた5回だった。先頭の主砲・村上の全力疾走により遊撃への内野安打で出塁を許すと、1死一塁から中村に右中間二塁打を打たれた。決して足が速いとはいえない一走・オスナだったが、激走を見せて本塁生還を果たし、メルセデスは失点。本塁への送球間に中村へ三進を許すと、西浦の中犠飛で2点目を失った。

 そして0―2のまま迎えた6回、先頭・塩見に左翼線二塁打を打たれ、続く青木を左飛に打ち取ったところで原監督がベンチを出て降板となった。ここでリリーフしたのは右腕・田中豊。最初に打席へ迎えた山田に投げた4球目直球が暴投となり二走・塩見に三進を許したが、山田を得意のフォークで空振り三振。村上を申告敬遠した後、オスナもフォークで空振り三振に仕留めて失点は許さなかった。

 メルセデスの投球内容は5回1/3で打者20人に対して74球を投げ、3安打2失点。3三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 メルセデスは7回3安打1失点と好投した8月24日の広島戦(東京D)で7勝目を挙げてから試合前まで6戦連続勝ちなし。9月11日の中日戦(東京D)では3回6安打5失点で降板し、今季2敗目を喫した。9月18日のヤクルト戦(東京D)では前夜の試合で古川が満塁弾を浴びた塩見に2戦連発となる3ランを被弾するなど5回途中7安打5失点で降板し、9月24日の阪神戦(東京D)で初回に2点先制を許すなど3回4安打3失点で降板していずれもチームは引き分け。前回登板した9月30日の中日戦(バンテリンD)では6回6安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、今季3敗目を喫していた。

 ▼メルセデス 調子は悪くなかっただけに6回を投げきれなかったのは申し訳ないです。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月6日のニュース