ヤクルト・中村「週末ここで阪神をやっつける」8日からの直接対決心待ち 先制打&好リードで5連勝導く

[ 2021年10月6日 21:19 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー0巨人 ( 2021年10月6日    神宮 )

<ヤ・巨>ヒーローインタビューを終えガッツポーズする(左から)中村、サイスニード、つば九郎(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルト・中村悠平捕手(31)が6日、巨人戦(神宮)に「6番・捕手」で2試合ぶりに先発出場し、攻守でチームを5連勝に導いた。

 0―0の4回。1死一塁で打席に入った中村は「1打席目ゲッツーだったので後ろにつなぎたい」と外角のストレートをコンパクトに振り抜き、右中間を破るタイムリー二塁打。「オスナが激走してくれて先制点を取れてよかった」と一走・オスナの走りに感謝した。

 前日は村上の気迫のヘッドスライディングで先制。この日もオスナが巨体を揺らしながら全力疾走し先制点を奪うなどチームに浸透している全力プレーに「何とか勝ちたいという一心でやっている。その思いがプレーに出ている」と語った。

 守備では先発・サイスニードを5回零封に導いた。「あまりいい方ではなかった。球数も少しかかりましたし。でも粘ってゼロで帰ってきてくれて、悪いながらもいいピッチングをしてくれた」と、走者を背負いながらも無失点に抑えた右腕を称えた。さらに6回から石山、今野、清水、マクガフが4回連続の3者凡退に抑えたことに「パーフェクトです」と笑った。

 上位対決の6連戦が始まり、幸先よく2連勝となり「阪神も勝ってますし、僕らも負けるわけにはいかない。どんどん連勝を伸ばして、週末ここで阪神をやっつける」と8日からの本拠地・神宮での直接対決を心待ちにしていた。

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2021年10月6日のニュース